
ドコモ光 ビッグローブ光
ドコモ光とビッグローブ光とで、どちらを選んだ方が良いのな悩む方もいますね。
ドコモ光は携帯電話やスマートフォンの大手キャリアであるNTTdocomoのインターネット光回線です。
ビッグローブ光はインターネットサービスプロバイダのBIGLOBEが提供するインターネット光回線です。
どちらも有名なインターネット光回線ですので迷ってしまうという方が多いでしょう。

結論から先に言いますが、
スマートフォンをドコモで利用している方はドコモ光がおすすめ!
スマートフォンをauで利用している方はビッグローブ光がおすすめ!
それでは、ドコモ光とビッグローブ光を色々な角度から分析して比較したものを解説します。
本編の目次
ドコモ光とビッグローブ光を料金で比較する
ドコモ光とビッグローブ光を料金で比較します。
ドコモ光はプロバイダによってタイプAとタイプBと別れて料金が異なります。
タイプBの方が料金の方が高いですがこちらの方が良いプロバイダという訳ではなくて、単純にドコモ光との関係だと思います。
月額料金で比較する
ドコモ光 | ビッグローブ光 | ||
タイプA | タイプB | ||
戸建て | 5,200円 | 5,400円 | 4,980円 |
マンション | 4,000円 | 4,200円 | 3,980円 |
このようにみると月額料金はビッグローブ光の方がお得に見えますね。


初月に掛かる初期費用で比較する
ドコモ光 | ビッグローブ光 | |
工事費(戸建て) | 18000円 | 30000円 |
工事費(マンション) | 15000円 | 27000円 |
事務手数料 | 3000円 | 3000円 |
上記の金額が初期費用として月額料金にプラスされます。
事務手数料は必ず発生する費用です。
そのため下記のようになります。
- ドコモ光… 戸建て21000円 マンション18000円
- ビッグローブ光… 戸建て33000円 マンション30000円
なので、
▼ドコモ光戸建ての初月費用▼
戸建てタイプA(5200円)+初期費用(21000円)=26200円
▼ビッグローブ光戸建ての初月費用▼
戸建て(4980円)+初期費用(33000円)=37980円
こうして見ると高いですが、新規の場合はどちらの回線も無料で工事費を補ってくれる場合も多いです。
それと公式だけでなく、ドコモ光はプロバイダ、ビッグローブ光では代理店の特典を併用することで大分安くなります。
ココがポイント
公式の特典だけだと不十分。ネットで代理店やプロバイダ経由で申し込むと「公式+申し込み会社(プロバイダや代理店」の特典も受けられます。結果的にショップや電気店のサービスよりもお得なパターンの方が多いです。
スマホセット割で比較する
ドコモ光はdocomoのスマートフォンと料金をセットにすることで「セット割」が適応されます。
セット割はスマートフォンで契約しているデータプランによって割引額が異なるものです。
ドコモ光のセット割
ドコモのスマホの料金プランの「ギガホ」と「ギガライト」で割引額に違いがあります。
ギガライトの場合利用したデータ量でその月の割引が決まります。
料金プラン | ギガ料金 | ドコモ光セット割 | |
ギガホ | 月額/7150円 | -1,000円 | |
ギガライト | ステップ4:~7GB | 月額/5980円 | -1,000円 |
ステップ3:~5GB | 月額/4980円 | -1,000円 | |
ステップ2:~3GB | 月額/3980円 | -500円 | |
ステップ1:~1GB | 月額/2980円 | - |

×:ドコモ光の請求書 … ネットの請求書から値引きはされない
○:ドコモ携帯の請求書 … 携帯電話の請求書から値引きがされる


ドコモ光は旧料金プランの場合はセット割とは別に「ずっとドコモ割」という割引があり、長期間ドコモを利用している方なら大変お得な割引です。

どれくらい割引されるのかはdポイントクラブのステージによって異なります。
下から1st、2nd、3rd、4th、そして最上級がプラチナです。
画像引用元:dポイントクラブ
ずっとドコモ割りは4年以上の利用からの2ndステージから適応されて、それからもっとドコモのスマホを利用していればだんだんお得になります。


自分のdポイントクラブのステージがどれくらいなのかはスマホアプリで簡単に確認できます。
iTunes StoreやGooglePlayからアプリをダウンロードをし、docomo IDとパスワードを入力してログインします。
dポイントのアプリでは現在のステージとポイントの残高が確認できます。

それではセット割とずっとドコモ割りでどれくらい割引になるのか紹介します。
パケットパック | セット割 | ずっとドコモ割 | ||||
2nd | 3rd | 4th | プラチナ | |||
家族で分け合う | ベーシックシェアパック(~30GB) | −1,800円 | -600円 | -800円 | -1,000円 | -1,200円 |
ベーシックシェアパック(~15GB) | -1,800円 | -600円 | -800円 | -1,000円 | -1,200円 | |
ベーシックシェアパック(~10GB) | -1,200円 | -400円 | −600円 | -800円 | −1,200円 | |
ベーシックシェアパック(~5GB) | -800円 | -100円 | -200円 | −600円 | -900円 | |
ウルトラシェアパック100 | -3,500円 | -1,000円 | -1,200円 | -1,800円 | -2,500円 | |
ウルトラシェアパック50 | -2,900円 | -800円 | -1,000円 | -1,200円 | -1,800円 | |
ウルトラシェアパック30 | -2,500円 | -600円 | -800円 | -1,000円 | -1,200円 | |
個人で使う | ベーシックパック(~20GB) | -800円 | -100円 | -200円 | -600円 | -800円 |
ベーシックパック(~5GB) | -800円 | -100円 | -200円 | -600円 | -800円 | |
ベーシックパック(~3GB) | -200円 | ー | ー | ー | -600円 | |
ベーシックパック(~1GB) | -100円 | ー | ー | ー | −200円 | |
ウルトラデータLLパック | -1,600円 | -200円 | -400円 | -600円 | -800円 | |
ウルトラデータLパック | -1,400円 | -100円 | -200円 | -600円 | -800円 | |
ケータイパック | -500円 | ー | ー | ー | 最大−300円 |
このようにドコモのスマートフォン利用している人がドコモ光を利用すると割引になります。
セット割とずっとドコモ割の組み合わせで最大7000円引きになるので実質無料になりますね!


これから家族でドコモ光を利用する人はもちろん、マンションで一人暮らしでドコモ光を利用しようとしている人で100円以上割引される対象のパケットパックを利用していればビッグローブ光よりもドコモ光の方が安くなります!
ビッグローブ光とauスマホのセット割
ビッグローブ光はauのスマートフォンとセットで割引になります。
auの料金プラン | ビッグローブ光の割引 |
カケホ+データ定額(5G・8G・10G・13G・20G・30G) スーパーカケホ+データ定額(5G・8G・10G・13G・20G・30G) LTEフラット ISフラット プランF | 1200円 |
auフラットプラン7プラス auデータMAXプラン カケホ+データ定額(2G・3G) スーパーカケホ+データ定額(2G・3G) | 500円 |
ビッグローブ光とauのスマホではこのような組み合わせでセット割があります。

工事費で比較する
インターネット光回線の初期費用として工事費があります。
新規で光回線のインターネットを利用するには、開通工事は避けて通れないものです。
開通工事というものは、電柱からインターネットに利用するための光ファイバーケーブルを自宅に引き入れるための工事です。
ドコモ光とビッグローブ光の工事費を比較してみましょう。
ドコモ光 | ビッグローブ光 | |
戸建て | 18,000円 | 27,000円 |
マンション | 15,000円 |
工事費用はドコモ光の方が安いですね。
また、どちらのインターネット光回線も工事費が実質無料になるキャンペーンがありますのであまり比較にならないかもしれません。
しかし、工事費というものは基本的に分割払いになり途中で解約した場合は残額が一括で請求されますので注意してください。
解約金で比較する
インターネット光回線を解約する場合は、タイミングによっては解約金がかかります。
ドコモ光は戸建てタイプとマンションタイプで解約金が異なりますが、ビッグローブ光は契約年数のプランで解約金が異なります。
ドコモ光 | ビッグローブ光 | ||
戸建て | 15,000円 | 2年プラン | 9,500円 |
マンション | 8,000円 | 3年プラン | 20,000円 |
ドコモ光は2年契約の自動更新制です。
ドコモ光もビッグローブ光も更新月(契約満了月の翌月)に解約すれば解約金は発生しません。
料金以外の部分で比較する
ドコモ光とビッグローブ光を料金の比較ではドコモ光の方がお得だということがお分りいただけたかと思います。
しかし、料金よりもサービス面が気になったり他に違うものがあるのか気になると思いますので解説します。
回線はどう違うのか?
ドコモ光とビッグローブ光の回線はどう違うのでしょうか。
実はドコモ光とビッグローブ光の回線は共に同じNTTの回線を利用しています。
ドコモ光もビッグローブ光も同じフレッツ光の光コラボです。
光コラボはフレッツ光が様々な通信業者にフレッツ光のインターネット回線を卸売しているものです。
そのためインターネット回線は同じNTTフレッツ光のものを利用しているということになります。
通信速度は同じ
ドコモ光とビッグローブ光は同じフレッツ光の光回線を利用している光コラボですね。
同じ回線を利用しているということは理論上は同じ通信速度になります。
通信速度
ドコモ光:下り最大1Gbps
ビッグローブ光:下り最大1Gbps
この通信速度はあくまでの理論上で実測は下がります。
プロバイダによっても通信速度が変わってきますので総合的に実測値が速いのはどちらかは一概には言えません。
例えばドコモ光の場合は「v6プラス」対応のプロバイダにすれば通信速度が速くなります。
関連リンク
選べるプロバイダで比較する
ドコモ光ではプロバイダを26種類から選択可能です。
しかし、ビッグローブ光はビッグローブしか選べません。
もしもプロバイダを変更したいと考えた場合はビッグローブ光だと変更が不可能なので解約して他の光回線にするしかありません。
ドコモ光で選べるプロバイダはタイプAとタイプBとあり、料金が異なります。
タイプA
・ドコモnet
・ぷらら
・So-net
・GMOとくとくBB
・DTI
・タイガースドットコム
・ビッグローブ
・BBエキサイト
・アンドライン
・ic-net
・@nifty
・エディオンネット
・シナプス
・TiKiTiKi、
・楽天
・hi-ho
・ヒカリコアラ
・@ネスク
・スピーディアインターネットサービス
※So-netは終了しました
タイプB
・@Tcom
・OCN
・TNC
・アサヒネット
・ワクワク
・@ちゃんぷるネット


通信速度が速くなるオプションで比較
ドコモ光にはIPv6通信を利用するオプションで通信速度が速くなるサービスがあります。
ビッグローブ光には「IPv6オプション」で通信速度が速くなります。
ドコモ光もプロバイダをBIGLOBEにすればこの「IPv6オプション」を利用する事ができます。
これにより、ドコモ光とビックローブ光はプロバイダをBIGLOBEにすれば実質的に変わりないと言うことになります。
ただし、このIPv6オプションはプロバイダに依存するサービスです。
v6プラスはプロバイダに依存することなく通信速度が速くなるサービスなので、ドコモ光でより安定した通信速度を求める場合にv6プラスに対応しているプロバイダにすれば、ビッグローブ光よりも体感的には速くなるでしょう。

参考リンク
レンタルできるWi-Fiルーターで比較
ドコモ光×GMOとくとくBBではWi-Fiルーターを無料でレンタル可能です。
メーカーもBUFFALO、NEC、ELECOMの世間から信頼されているメーカーから選べ、どのメーカーのWi-Fiルーターもおすすめです!
ビッグローブ光でもWi-Fiルーターをレンタル可能ですがこちらは12ヶ月間のみ無料で、それ以降は月額500円になります。
そのため、Wi-Fiルーターを無料でレンタル可能なドコモ光×GMOとくとくBBの方がおすすめです。
まとめ
ドコモ光とビッグローブ光を比較した時には、スマートフォンをドコモで利用している方はドコモ光を利用した方がお得です。
料金の支払いをセットにすることで「セット割」が適応され、長い期間ドコモを利用している方なら「ずっとドコモ割り」も適応されて大幅に割引されます。
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インターネット回線は同じフレッツ光を利用しているものです。
プロバイダはドコモ光は26種類から選べますが、ビッグローブ光はBIGLOBEのみです。
ドコモ光は数多いプロバイダで最もおすすめなのがGMOとくとくBBです。
高性能なWi-Fiルーターを無料でレンタル可能なのでおすすめですよ!