
ドコモ光のペア回線の料金や申し込み・解約
ドコモ光を利用している人で「ペア回線」という言葉を聞いたことはないでしょうか。
ペア回線が気になりつつも、ペア回線がなんなのか分からないという方も少なくありません。
- ペア回線とは何か?
- ペア回線の申し込み方法は?
- ペア回線で料金はどうなるの?
- 解約する場合の注意は?
このような気になることがたくさんあるでしょう。

この記事ではペア回線について申し込み方法や料金、解約とその注意点まで徹底解説します。
ペア回線とは?
ドコモ光のペア回線とは、docomoの携帯電話やスマートフォンと「ドコモ光」がセットになった回線契約のことです。
ペア回線にすると「セット割」が適応されて料金が安くなり、毎月の支払いが同じになるので便利です。
また、ドコモの携帯電話やスマートフォンを長期間利用している場合は「ずっとドコモ割」が適用されて料金がさらに安くなります。
ポイント
- ドコモ光とdocomoのスマホ料金が安くなる
- 支払いが同じになる
-
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ペア回線申し込み方法
ペア回線とは、ドコモのスマートフォンを契約している人がドコモ光を契約して組み合わせることで契約がペアになることです。
最も申し込む時に適しているのはドコモ光を申し込むことです。
すでにドコモ光を利用していて、ペア回線にする場合は以下の方法で申し込めます。
・ドコモショップに来店
・ドコモインフォメーションセンターに電話
《電話番号》
ドコモの携帯電話からの場合:(局番なし)151
一般電話からの場合:0120-800-000
受付時間:午前9時〜午後8時

ペア回線にする条件
ペア回線にする条件は2つあります。
- docomoのスマートフォンや携帯電話を契約してる
- docomoのスマートフォンや携帯電話とドコモ光の契約者の名義が同一である
絶対的な条件がNTTdocomoのスマートフォンや携帯電話を契約していることです。
auやSoftBank、格安SIMではダメということです。


また、ドコモ光の契約者とdocomoのスマートフォン・携帯電話の契約者が同一名義でないと申し込めません。
ペア回線は料金をセットにすることなので、名義が異なるとできないです。
例えばAさんがドコモのスマートフォンにしてドコモ光を契約すればペア回線になります。
家族内のAさんがドコモのスマートフォンを契約して、ドコモ以外のスマホを利用しているBさんがドコモ光を契約した場合はペア回線にはなりません。


ドコモ光ペア回線で料金はかなり安くなる
ドコモ光とdocomoのスマートフォンをペア回線にすることで割引になります。
実際どれくらい安くなるのでしょうか?
ペア回線にすると「セット割」と「ずっとドコモ割」の二つでやすくなります。
これがどう違うのかなどそれぞれ解説しますね。
ペア回線でセット割が適用される
ペア回線を申し込むことでまずはセット割が適用されます。
セット割の割引額は、契約しているdocomoのスマホのパケットパックの料金プランで異なります。
シンプルに、データ容量が大きいパケットパックを利用していると大きな割引になります。
すっとドコモ割はdポイントクラブのステージで異なる
ずっとドコモ割は長期間docomoのスマートフォンや携帯電話を契約している人が対象です。
シンプルに長期間契約している人ほど割引額が大きいです。
ずっとドコモ割の割引額は「dポイントクラブステージ」で決まります。
画像引用元:dポイントクラブ
下から1st、2nd、3rd、4th、そして最上級がプラチナです。
割引は2nd以上から適用されますので、4年以上docomoのスマートフォンや携帯電話を契約している人からこの割引が適用されます。
自分が今どのステージにいるかは「dポイントアプリ」やMy docomoなどで簡単に確認できます。
ペア回線での割引額の合計
パケットパック | セット割 | ずっとドコモ割 | ||||
2nd | 3rd | 4th | プラチナ | |||
家族で分け合う | ベーシックシェアパック(~30GB) | −1,800円 | -600円 | -800円 | -1,000円 | -1,200円 |
ベーシックシェアパック(~15GB) | -1,800円 | -600円 | -800円 | -1,000円 | -1,200円 | |
ベーシックシェアパック(~10GB) | -1,200円 | -400円 | −600円 | -800円 | −1,200円 | |
ベーシックシェアパック(~5GB) | -800円 | -100円 | -200円 | −600円 | -900円 | |
ウルトラシェアパック100 | -3,500円 | -1,000円 | -1,200円 | -1,800円 | -2,500円 | |
ウルトラシェアパック50 | -2,900円 | -800円 | -1,000円 | -1,200円 | -1,800円 | |
ウルトラシェアパック30 | -2,500円 | -600円 | -800円 | -1,000円 | -1,200円 | |
個人で使う | ベーシックパック(~20GB) | -800円 | -100円 | -200円 | -600円 | -800円 |
ベーシックパック(~5GB) | -800円 | -100円 | -200円 | -600円 | -800円 | |
ベーシックパック(~3GB) | -200円 | ー | ー | ー | -600円 | |
ベーシックパック(~1GB) | -100円 | ー | ー | ー | −200円 | |
ウルトラデータLLパック | -1,600円 | -200円 | -400円 | -600円 | -800円 | |
ウルトラデータLパック | -1,400円 | -100円 | -200円 | -600円 | -800円 | |
ケータイパック | -500円 | ー | ー | ー | 最大−300円 |
ペア回線でこのように割引になります。
例えばベーシックシェアパック15Gを契約していて、dポイントステージが3rd(8年〜9年契約)の場合は、
セット割:1,800円
ずっとドコモ割:800円
合計:2,600円
このように2600円の割引になります。
これはドコモ光とdocomoのスマートフォンの合算の料金から引かれます。
ドコモ光でペア回線を解約方法と注意点
ドコモ光でペア回線を解約する場合いがありますね。
これはペアを解消するということではなくて、docomoのスマートフォン・懈怠電話を解約するということになります。
解約の方法や注意点がありますので解説します。
ペア回線の解約はドコモショップかインフォメーションセンターで
ペア回線の解約は申し込みと同様です。
・ドコモショップに来店
・ドコモインフォメーションセンターに電話
《電話番号》
ドコモの携帯電話からの場合:(局番なし)151
一般電話からの場合:0120-800-000
受付時間:午前9時〜午後8時
手続きに必要なのはドコモ光おん契約IDです。
また、ドコモショップで手続きする場合は運転免許証など本人確認書類が必要です。
ペア回線解約の注意点
ペア回線を解約する場合の注意点は以下のようなものがあります。
- 支払い方法を再設定する必要がある
- dアカウントの登録が改めて必要
- 料金明細の確認が書面のみになる
- 料金が割高になる
支払い方法を再設定する必要がある
ペア回線を解約すると新たに支払い情報を設定する必要があります。
ペア回線ではドコモ光とdocomoのスマートフォンの料金を一緒にして、請求はNTTdocomoの携帯電話から来ていたからです。
解約を申し出るとNTTdocomoから「料金請求先の変更手続き」が郵送されます。
必要事項を記入してNTTdocomoに送付すれば支払い登録の手続きは終わりです。
dアカウントの登録が改めて必要
ペア回線にすることでドコモ光とdocomoのスマートフォンがペアになりMy docomoのdアカウントが紐づいていましたが、ペア回線を解消するとこれまでのdアカウントは利用できなくなります。
ペア回線で使っていたdポイントは全て無効になります。
再びdポイントを利用したい場合はドコモ光専用のdポイントを改めて作成するといいでしょう。
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料金明細の確認が書面のみになる
ペア回線を利用していれば、スマートフォンや携帯電話と同じように料金の明細がdアカウントのオンラインで契約内容を確認できます。
しかし、解約してドコモ光のみになる場合は請求情報の確認方法が書面のみになります。
料金が割高になる
ドコモ光とドコモのスマートフォンや携帯電話でペア回線にすることで料金が割引されていました。
これにより他社の光回線よりも月額料金が安くなっていましたが、解約すると割引が適用されないので割高になります。
このようにドコモ光ではペア回線を解消するとデメリットしかありません。

まとめ
ドコモ光とNTT docomoのスマートフォンや携帯電話をセットにして請求を一括にすることをペア回線と言います。
料金が割引になり、支払いが一つになるので大変お得です。
条件はdocomoのスマートフォンを契約していることはもちろんですが、ドコモ光と契約者が同じであることです。
申し込み方法は、契約と同時が一般的ですがドコモショップやドコモインフォメーションセンターに電話です。
解約する場合も同様ですが、解約はデメリットが大きいです。
ペア回線にすると大幅に割引されるのでドコモ光を使い続けるのならずっとdocomoのスマートフォンを契約したほうがいいでしょう。
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