進学や就職、転勤などを理由に引越しをして、新しい住所でもドコモ光を利用しようとお考えですか?
現在ドコモ光を利用している人が引越し先でも引き続きドコモ光を利用するには「移転」と「解約新規」の二つの方法があります。


ドコモ光を引越し先でも利用しようと考えている場合には移転をするのと、解約金を支払って新規契約するとではどちらがお得なのか気になることでしょう。
この記事ではドコモ光の移転と解約新規の方法や注意点、どちらの方がお得かまで解説します。
本編の目次
ドコモ光の移転方法と概要

ドコモ光の移転方法
ドコモ光を引越し先でも継続利用をする上で、まず第一に考えるのが「移転」の手続きです。
移転はドコモ光の現在の契約をそのままの形で維持して他の住所でも再度ドコモ光を利用する手続きです。


ドコモ光の移転にかかる工事費用など
ドコモ光の移転には同一エリア間の移転と東西エリアをまたがっての移転の二つのパターンがあり、それぞれ工事費に違いがあります。
さらに付け加えると、ドコモ光のドコモひかり電話を合わせて利用しているかNTT東西のひかり電話をそのままにしているかでも変わります。
東日本と西日本エリアは以下の通りです。
東日本エリア
北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・茨城・栃木・群馬・東京・埼玉・千葉・神奈川・山梨・新潟・長野
西日本エリア
富山・石川・福井・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄
移転の手続きにかかる費用としてはまず手数料が2000円かかります。
移転先で改めて工事をする場合は工事費用がかかります。
マンションタイプの一部で光コンセントがある場合や、前の住人がそのままにしている場合などで工事費がかからないパターンもありますが、基本的には工事費がかかると思っておいたほうが良いでしょう。
同じエリア内での移転
マンション | 戸建て | |
移転事務手数料 | 2000円 | 2000円 |
工事費用 | 7500円 | 9000円 |
合計 | 9500円 | 11000円 |
東西エリアまたがっての移転
マンション | 戸建て | |
移転事務手数料 | 2000円 | 2000円 |
工事費用 | 15000円 | 18000円 |
合計 | 17000円 | 20000円 |
移転先で無派遣工事の場合
マンション | 戸建て | |
移転事務手数料 | 2000円 | 2000円 |
工事費用 | 2000円 | 2000円 |
合計 | 4000円 | 4000円 |
以上のような費用がかかります。
例えば静岡県のマンションから東京のマンションに引っ越す場合でマンションに工事が必要な場合は、エリアをまたぐ形になりますので合計で17000円の費用がかかります。
また、工事日が土日になる場合は平日よりも3000円ほど工事費が高くなります。
ドコモ光の移転で利用できない期間を支払わない非課金設定
ドコモ光の移転手続きでは現在利用している住所と新しい住所と切り替えるのに、どのタイミングで転出して新らしい住所に転入するかを決めることができます。
この設定は転出から転入までの移転期間でインターネットを利用することができない期間を支払いを止める「移転中の非課金設定」を適用できます。
新しい住所に引越しをしても工事をしないとインターネットを利用することができません。
その間の支払いを避けるためにこの設定は役立ちます。
月途中で移転する場合は日割り計算での支払うになります。
実際は転出よりも転入の工事日の兼ね合いもあることから転入美に関してはある程度融通が利くはずです。
ドコモ光を解約する注意点

ドコモ光を解約する注意点
ドコモ光を引っ越し先でも利用する手段としてもう一つが、現在の契約を解約して新規契約する方法です。


ただしこの場合は一度解約するので、どうしても解約金が発生します。
ドコモ光の解約する時に違約金を支払う
ドコモ光を新しい住所で利用するために新規契約すると言っても、一度解約する場合は解約金が発生します。
ドコモ光の解約金は戸建てタイプとマンションタイプとで違いがあります。
戸建てタイプ:13000円
マンションタイプ:8000円
この解約金は更新月の場合では発生しません。
ドコモ光は2年契約ですので、契約してから23ヶ月目に確認のSMSが登録している携帯電話の電話番号に届きます。
この時に解約すれば解約金は発生しませんが、継続利用ではdポイントがもらえます。
また、解約時に工事費の分割払いが終わっていない場合は工事費の残額を一括で支払う形になります。
新規契約する場合は初期費用がかかる
ドコモ光を新規契約する場合には新規契約の費用がかかります。
初期手数料:3000円
工事費:18000円
引越し先が工事不要の場合は工事費は3000円になります。
つまり、解約金+初期手数料+工事費が発生しますので合計で34000円程度かかります。
解約金を支払う必要がない更新月以外の場合は注意してください。
新規契約のメリット
ドコモ光を引越しで解約して新規契約する場合はにはメリットもあります。
工事費がかかると記載しましたが、場合によっては工事費無料キャンペーンを行なっていますのでこちらがかかりません。
また、dポイントを10000pt付与されます。
さらに申し込みの窓口やプロバイダによっては最大15000円のキャッシュバックキャンペーンがあります。

ドコモ光の移転と解約新規でどっちが良いか?

移転と解約新規は状況による
ドコモ光を引越し先の新しい住所で利用するために移転と解約新規でどちらがお得なのかと言いますと、状況によるというのが正直な答えです。
移転の場合はエリアをまたぐかどうかで9000円の差があります。
また解約して新規契約する場合は、更新月なら解約金が発生ぜず申し込み窓口やプロバイダを選べば15000円のキャッシュバックや工事費無料キャンペーンがあります。
例えばマンションで東西エリア外に移転する場合は17000円の費用がかかります。
解約新規で更新月の場合で工事費無料キャンペーン期間中の場合は初期手数料3000円の費用のみです。
このように状況によってかかる費用にかなり違いがあります。
移転のメリット・デメリット
メリット
解約金がかからない
プロバイダなど契約内容を引き継げる
デメリット
キャンペーンなどの特典がない
東西エリアを跨ぐ場合は工事費が高くなる
解約新規のメリット・デメリット
メリット
dポイントをもらえる
キャッシュバックを受け取れる場合がある
デメリット
更新月でない場合は解約金がかかる
工事費がかかる
プロバイダーの継続ができない
2年縛りが最初からになる
このようにメリットデメリットがあります。
あなたの状況次第で移転か解約新規かを選ぶと良いでしょう。
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まとめ
ドコモ光を引越しして新しい住所で利用するには移転と解約新規の二つの手段があります。
移転はドコモ光の現在の契約をそのままの形で維持して他の住所でも再度ドコモ光を利用する手続きです
解約新規は現在のドコモ光の契約を解除して、新しくドコモ光を申し込むことです。
それぞれメリットとデメリットがあり、どちらがお得かどうかは状況次第です。
更新月ではなく、東西にエリアを移動しない場合は移転の方がお得です。
更新月で東西にエリアを跨ぐ場合はキャッシュバックを受け取れるプロバイダや窓口から申し込んだ方が費用がなく逆に現金を受け取れます。
新しい住所に光コンセントがある場合や前の住人がそのままにしているなどなど無派遣工事なら工事が不要です。
しかし、そうでないのなら工事は必要です。
あなたが引っ越す時の状況を確認した上で費用を計算し、移転か解約新規か選んでみてはいかがでしょうか。