
VDSL回線でもIPv6なら速い
ドコモ光をマンションで利用していて、通信速度が遅いと感じていませんか?
ドコモ光では通信速度が最大1Gbpsなのに、実際に利用してみるとその10分の1もないことがあります。
それはマンションの配線方式がVDSLだからです。


実際私もマンションでVDSL配線のドコモ光を使用していますから是非ご参考にしてみてください。
解決策としてドコモ光のマンションタイプでVDSL配線でも速くする方法はIPv6通信を利用することです。
しかし、24種類あるプロバイダ全てが利用できるわけではありません。
この記事ではドコモ光のマンションタイプでVDSL方式についてと速くなるIPv6について解説します。
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本編の目次
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ドコモ光はVDSLだと基本的には遅い

VDSL配線は遅い
ドコモ光をマンションで利用していて速度が遅いと感じている人は多くいます。
私もその一人で、どうして遅いのか最初はわかりませんでした。
ドコモ光は最大1Gbpsなのに、速度測定したらなんと20Mbps。

これって遅すぎではないのかと思いますよね?
その理由が住んでいるマンションがVDSL配線のマンションだったことが理由でした。
参考
補足ですが、速度が20mbps以下だとyoutubeの通信も途切れます。
検証した結果は60分以上の動画だと途中通信が途切れて「ビィー」という音がしてフリーズすることが多かったですし、同時にネット閲覧をしながらだとその頻度は多いです。
VDSLが遅いと感じている人の声
実際にVDSL配線のマンションに住んでいて速度が遅いと感じている人は多いです。
その口コミを紹介しますね。
VDSLってこんなもんなの?
VDSLの速度ってこんなもんですか? pic.twitter.com/F9DpPYnRuQ
— YAMA 🐶 (@PioneerYama) November 9, 2019
VDSLめちゃんこ遅い
それより今住んでるアパート、回線がVDSLなのでめちゃんこ遅いんですけど、なんとかならないんですか
— カル (@nullkal) February 7, 2018
VDSLで頭を抱えてる
新居のネット回線がVDSLになりそうで頭を抱えている。コミュファ、フレッツどちらも同じか。光って書いてあるけど光配線ちゃうんかいゴルァ!と揉めるのも一案かしら。既に配線済みの環境に全戸個別の光回線引いてくれるのはNuroだけかなぁ、海外IPガチャは御免なので選択肢に入らん。
— 猛菌類 (@maboroshiitake) November 12, 2019
このようにVDSL配線で速度が遅い事に嫌気をさしている人が多いです。


VDSLは100Mbpsの限界があるから遅い
VDSL配線方式ではドコモ光だけでなく、他のインターネット光回線でも共通して遅くなります。
これはVDSL配線の通信速度の限界値が100Mbpsと決まっているからです。


VDSL配線方式というものはそもそもインターネット用の配線ではありません。
電話用の回線でアナログの配線で、これを無理やりインターネットに利用しています。

引用元:https://flets.com/first/kouji/const_apartment_vdsl.html
アナログのためマンションの他の部屋がインターネットを利用すると混雑して遅くなりますし、ノイズにより速度が低下することがあります。
はてな
上記の図のように電柱からマンション内の棟内共用スペースまでは光ファイバーケーブル(光回線)が接続されています。そこから「集合型回線終端装置」を介して各部屋に電話回線用ケーブルで繋がれます。そのためカンタンに言うとネット回線の速度が分散し安定感が減少されてしまいます。
一軒家のように直接光回線が電柱から届き、1本のLANケーブルからパソコンへ繋がる仕組みと比べると劣ってしまう理由になります。

ドコモ光のVDSLはIPoE IPv4 over IPv6で速くなる

v6プラスなら速くなる
お住いのマンションがVDSL配線で遅くなることが確定してしまって落胆しておりませんか?
VDSL配線であることは仕方ないのですが、通信速度を速くすることができます。
その方法がIPv6通信を利用することです。
ただし、どうしても100Mbpsの上限はあります。

ドコモ光のVDSL配線はIPv4で遅かった体験談
私自身が住んでいるマンションはVDSL配線方式のマンションです。
プロバイダはBIGLOBEでIPv4の通信でインターネットをしていました。
日中は速度に不満がなく問題ないのですが、やはり夜になると速度が遅くなります。
夕方から夜にかけてはゴールデンタイムとも呼ばれて多くの人がインターネットを利用する時間帯です。
そのため、どうしても回線が混雑してしまって速度が低下してしまいます。

YouTubeはさすがGoogleという感じで問題なく見れたことがありましたが、高画質では止まることがありました。
YouTube以外の動画配信サービスでは頻繁に動画が止まってしまってストレスを感じるほどです。
これはよくないと思ってプロバイダを変更してv6プラスを利用するようになりました。
ドコモ光のVDSLでv6プラス(IPoE IPv4 over IPv6)にしたら速くなった体験談
プロバイダをGMOとくとくBBに変更してv6プラスを利用するようになりました。
IPv6通信は新方式(IPoE方式)によりIPv6のWebサイトなどの閲覧において、快適にインターネットをご利用いただける接続方式となることです。
つまりこれはIPv6対応したサイトでしか速くなりません。
v6プラスはIPoE IPv4 over IPv6通信のことで、IPV4だでなくIPv6通信が利用でき、どの通信でも快適にインターネットを利用できる接続方式です。
v6プラスにしたことで今まで感じてたストレスが消えて、快適にインターネットを利用しています。
ちなみにですが引越しをしたわけではなく、今でもVDSL配線のマンションです。
ただ、v6プラスに変えたことでインターネットが快適になりました。

ドコモ光v6プラス(IPoE IPv4 over IPv6)プロバイダ

通信方式で速度が変わる
ドコモ光はv6プラス(IPoE IPv4 over IPv6)にすることでVDSL配線でも快適なインターネットが楽しめます。
しかしこれはドコモ光の24種類のプロバイダの全てで利用できるわけではありません。
対応しているプロバイダにする必要があります。
また、Wi-Fiルーターもv6プラスに対応していないと利用できません。
v6プラス対応プロバイダ
V6プラスに対応したプロバイダを利用するだけではv6プラスを利用することができません。
対応したWi-Fiルーターが必要です。

そのため、v6プラスが利用できてv6プラスにタイプしたWi-Fiルーターを無料でレンタルできるプロバイダを紹介します。
BIGLOBEとOCNは正確にはv6プラスではなく、同じようなサービスを提供しています。
- BIGLOBE:IPv6オプション
- OCN:v6アルファ
名前が異なるだけで内容はv6プラスとほぼ同じサービスです。
v6プラス対応プロバイダ比較
ドコモ光のプロバイダはv6プラスが利用でき、対応したWi-Fiルーターの無料レンタルできるところがおすすめです。
しかしプロバイダによってサービスに違いありますので比較をしてみましょう。
プロバイダ | タイプA | ルーター無料レンタル | セキュリティソフト | 無料訪問サポート | 無料リモートサポート | メールアドレスの数 | キャッシュバック |
GMOとくとくBB | ◯ | ◯ | 12ヶ月無料 | 初回無料 | 15 | 15,000円 | |
@nifty | ◯ | ◯ | 12ヶ月無料 | 初回無料 | 初回無料 | 5 | 15,000円 |
ic-net | ◯ | ◯ | 契約期間中無料 | 2回無料 | 36ヶ月以内 | 15 | |
BIGLOBE | ◯ | ◯ | 12ヶ月無料 | 初回無料 | ◯ | 5 | |
OCN | ◯ | 12ヶ月無料 | 初回無料 | ◯ | 1 | 15,000円 |
タイプAはタイプBより月額料金が200円安いです。
独自キャッシュバックキャンペーンはプロバイダからドコモ光を申し込んだ場合に受け取れるもので、プロバイダの変更ではもらえません。
セキュリテイソフトの種類も異なりますのでそれぞれのプロバイダを比較してみてはいかがでしょうか。

v6プラス対応Wi-Fiルーターを用意しよう
ドコモ光でv6プラスを利用するには対応しているWi-Fiルーターが必須です。
Wi-Fiルーターを利用しないでONUに直接パソコンに繋いでもv6プラスの高速インターネットにはなりません。
Wi-Fiルーターの価格は3000円から20,000円ほどしますが、その中でも自分の利用目的にあったものを選ぶといいでしょう。

ドコモ光でレンタルできるWi-FiルーターはGMOとくとくBBでレンタルできるものがおすすめです。
関連リンク
まとめ
ドコモ光をVDSL配線のマンションで利用する場合のプロバイダはGMOとくとくBBがおすすめです。
GMOとくとくBBは通信方式v6プラスを利用できます。
また、GMOとくとくBBではv6プラスに対応した高性能Wi-Fiルーターを無料でレンタルできますので、開通から快適にインターネットを楽しめます。
口コミを見てもVDSLは通信速度が遅いと言う声ばかりで、v6プラス利用者は快適にンターネットを利用できています。

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ドコモ光のマンションタイプはVDSL配線では通信速度が100Mbpsの上限がありますので遅くなります。
これはアナログ回線なので仕方ないことなので諦めるしかありません。
ただし、マンションタイプのVDSK配線方式でもv6プラス(IPoE IPv4 over IPv6)にすれば速度が速くなります。
どうしても100Mbpsの壁がありますがIPv4通信でイライラしたことも改善されて快適にインターネットを楽しまめます。
ドコモ光をマンションで利用する方はv6プラス(IPoE IPv4 over IPv6)対応のプロバイダを選んでみてはいかがでしょうか。